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第8回 特別企画

愛知県常滑市における陶管・衛生陶器関連資料館見

平成18年10月28日

 平成18年10月28日(土)〜29日(日)にかけて、愛知県常滑市を訪れて、陶管・衛生陶器関連資料館の見学会を開催しました。

常滑市における陶管・衛生陶器関連の資料館見学会に参加して

(要旨)

森田英樹(本会幹事)

 平成18年10月28日(土)〜29日(日)に標記の見学会が実施された。古くからの焼物の町である常滑を訪ね、陶管・衛生陶器に関する見聞を深めるとともに、窯場やレンガ造りの煙突、土管、瓶が積まれた風景を散策した。
 28日12時30分に常滑駅前に集合した11人は、現地での案内を引き受けていただいた本会元会員の柿田富造氏(元INAX)、藤井英男氏(焼物の散歩道ボランティアガイド)の両氏と合流。まずは、「INAXライブミュージアム」で、館長の竹多格氏の解説で各施設を見学した。
 「世界のタイル博物館」では、装飾タイルの美しさと種類の多さに圧倒された。「窯のある広場・資料館」は、1921年に築かれた窯を包み込む建物で、レンガの焼け、肌触りを体感できる素晴らしい施設であった。
 次なる見学地は、「焼物の散歩道」。柿田、藤井両氏の案内で散策した。赤レンガの煙突を見下ろす高台では、入り組んだ細い路地に古い窯元が集中している町並みが俯瞰でき、土の香りを肌で感じることができた。道の両側の、石垣の代わりに、埋め尽くされた土管や焼酎瓶の様は、いかにも焼物の町らしい。
 旧廻船問屋の滝田家やふるさとの坂道30選に選ばれた土管坂や陶器工芸店を覗きながら宿へ。
 翌29日は、前夜よりの雨も上がり一安心。柿田氏の案内で「常滑市民俗資料館」へ。学芸員の中野晴久氏の解説で展示品の説明を受けた。平安末期から江戸後期に至る大甕の数々や遺跡から出土した壷、陶器の生産用具など約300点が展示されていた。その後、約1時間、中野氏から常滑焼の歴史に関する講演があった。さらに隣接の「常滑市立陶芸研究所」も見学。
 柿田氏、中野氏を交えての昼食会の後、現地解散。日頃の研究会とは異なり、会議室を飛び出して実物に触れ、感じることにより、今後の新たな研究の糧を得ることができた大変有意義な見学会であった。本企画を実り多いものにしていただいた柿田、藤井、竹多、中野の各氏に感謝申し上げます。