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第6回 特別企画

千葉県市原市の下水関連施設の見学会

平成18年02月28日

 千葉県市原市の下水関連施設の見学会(コーディネーター:菅家啓一氏)を下記の要領で催します。ふるって参加のほどお願いいたします。

期日:平成18年2月28日(火)〔市原市役所の都合により、先日の例会でお知らせしました日程は変更になりました。〕
集合時間: 午前10時
  集合場所: JR五井駅
  見学場所: 下水処理、農村集落排水処理、屎尿処理などの各施設を見学。
  見学方法:マイクロバスにて、各施設を巡回し担当者からの説明があります。費用:バス代、一人2,000円。




市原市下水関連施設見学会 報告

 JR内房線五井駅に10時に集合した人は、総勢21人後部座席がテーブルとなっているバスに乗り込み菅家氏をガイドとして第一の目的地に出発した。この日は久しぶりに寒い日となってしまいました。


市原市臨海衛生工場

 養老川が内房に注ごうとする少し手前にこの施設はあります。屎尿を専門に処理するところで、嫌気処理と好気処理の組み合わせで行っています。次に見学する松ヶ島終末処理場から処理水を送水して希釈水として使っています。処理水は凝集沈殿を行った後養老川に放流され、残った汚泥は濃縮後脱水をしてから搬出されます。



好気処理施設の前で


市原市松ヶ島終末処理場

 この処理場は3種類の処理施設がありますが、一番古い施設は使用してないそうです。普通の活性汚泥法と、担体添加法があり、今回は担体添加法の施設を中心に見学しました。反応タンクはペガサスという方式で21000トン/日の施設です。流入水は目幅1mmのスクリーンを通過した後嫌気タンクに入り次に無酸素タンクに行きます。ここの無酸素タンクは下段にあり、上段は好気タンクになっており、ここに担体が添加されています。担体は3mm角で硝化細菌が練り込まれており、1mmのスクリーンで分離されます。処理水の一部は循環硝化液として無酸素タンクに戻り、残りは第二沈殿地に行きます。ここの沈殿地も通常の越流堰で流れるのではなく沈殿地の中間層からパイプを伝わって出てくるので、非常に珍しい方式でした。


丸い土管のようなところから処理水が……

 ここにはもう一つ珍しいものがありました。気象観測装置で潮位を測定しているのです。季節によっては標準潮位より高くなることがあり、浸水を防ぐためにゲートを閉める操作をするのに必要なんだそうです。


潮位測定器の前で説明する菅家氏

今津ポンプ場(現在建設中)

 運河が昔の海岸線ということで低地である。ここを仕切ることで、雨水などの水量調整を行うようにした(詳しくは1983年11月の下水道協会誌参照)計画で、水門はすでに稼働しており、今回はその追加工事

水門と運河この右手前でポンプ場の工事が



月崎浄化センター(農村集落排水の処理)

 ここは、下水道法ではなく、浄化槽法の適用施設ということで、家庭排水から養老川の水源を守るため計画された。回分式活性汚泥法を採用、計画119戸(現在7割を処理)
 まー月崎浄化センターまで30分バスに揺られきたわけですけど施設見学はここまで ジャー帰るかと思いきや、途中高竜湖で休息、ここには、特殊な水車があったのだ。
 また、市原市役所の近くには上総国分尼寺跡や、五井駅に小湊鉄道で使われていた機関車等々観光案内も。目一杯の見学でした。

(小松 記)