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日本下水文化研究会 分科会 屎尿・下水研究会
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会津武家屋敷
喜多方蔵の里
大内宿
安積疎水十六橋水門

第4回 特別企画

会津若松周辺の歴史的構造物の見学

 屎尿研究会の例会は、午後6時30分からの講話とそれにともなう質疑応答が定番になっていますが、「たまには明るい昼間にそれもアクティブな企画を…」との声を受けて、「会津若松周辺の歴史的建造物を見学する会」を企画・実施しました。
実施日時; 平成16年8月2日(日)〜23日(月)
参加人員; 9名(車2台に分乗)
見学場所; 会津武家屋敷(会津若松市)、喜多方蔵の里(喜多方市)、大内宿の町並み(下郷町)、安積(あさか)疎水十六橋水門(猪苗代湖・日橋川)



内容;
1.「会津武家屋敷」; 
 @ 会津藩家老屋敷: 
 江戸時代後期の建築を復元(筆頭家老・西郷頼母の屋敷。桟瓦葺き、入母屋造)
 上便所(引出式砂雪隠、箱車。藩主用、畳3枚敷き、黒漆塗りの大便器。天井がない)
 下便所(汲取り式、大・小。家老一家用、板床張り)
 下便所(汲取り式、大・大。女中用、各約1畳)
 A 中畑陣屋:
 天保年間の建築を移築(旗本・松平軍次郎(5,000石)の代官陣屋。
 旧所在地:西白河郡矢吹町。茅葺き、寄棟造。県指定重要文化財)
 上便所(木製便器、奥座敷の棚の真裏)
 下便所(床板の中央部を切り落とした四角い穴、金隠しの板もない)


2.「喜多方蔵の里」;
 喜多方の町は2,000棟以上の蔵造の建物が軒を連ねる(多くは明治から大正にかけて建築)、観光コースになっている商店もある。
 移築した家屋が2軒のほか、明治時代後期の建築(桟瓦葺き、切妻造、白壁土蔵)を復元。



「冠木(かぶき)薬店厠蔵」;
 喜多方市3丁目4,800、中央通りに現存。
 江戸時代からの薬店、平成元年3月まで使用。女性用と男性用が区別、男性小便所は、厠蔵と主屋との間の庇部分にある。



3.大内宿;
 会津西街道(会津と日光・江戸を結ぶ重要な街道)の宿場
 茅葺き屋根、約40軒、国の伝統的建造物保存地区。道の両側には、細い水路に水が流れ野菜や飲み物などがカゴに入れて冷やされている。
 電柱、電線がない。軒先や座敷を利用しての物産店・茶屋・民宿。




4.安積疎水十六橋水門;
 安積疎水は郡山周辺の灌がい用水として開削された猪苗代湖からの用水路(明治15年通水)。十六橋水門は、安積疎水の取水の安定化を図るために、猪苗代湖の水位を調節する目的で、会津若松側への流出河川である日橋川に設けた水門である



 所感;
 文献上の記述や絵・写真などから得られる情報に比べて、実物(復元物を含む)からのそれは、圧倒的なインパクトで、瞬時にかつ立体的・多面的に私たちの脳裏に焼き付けてくれました。まさに、「百聞は一見に如かず」でした。