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第66回 屎尿・下水研究会

川柳と俳句にみるトイレ・屎尿

平田 純一 氏 地田 修一 氏

 平成25年3月26日(火)、標記のタイトルでの講話会を東京・新宿の本会事務所で実施しました。講師は当会会員の平田純一氏(川柳)と地田修一氏(俳句)です。トイレ・屎尿・下水を題材にした川柳と俳句を鑑賞しました。紹介された主な句は次のとおりです。

川柳では、
@ 温水洗浄便座: 日本のおしりは世界一きれい、 不便です立てば流れる新便器、 体調を告げる便座も出てきそう、
A トイレ: 困るもの大してる時宅急便、 ケータイに水の流れとドアの音、トイレにもショパン流れるこのお宅、 トイレどこ?だけをメモして行ったパリ、 厠って書いてる前でトイレどこ、 銀行は金もトイレも貸し渋る、
B 公衆トイレ: 連れションとどこか似ている大連立、 無防備な男が並ぶ駅トイレ、マーキングみたいおしっこバスツアー、
C 便座: 息子が帰り便座あがって母うれし、 停電を冷たい便座に教えられ、猛暑日は冷えた便座でおもてなし、
D 登山: 山の水だけど飲むなと書いてある、 立ちションに罪悪感はない登山、

俳句では、
E トイレ: しばしこもりて雪国の厠の香、 厠から布団に帰るみち嶮しい、 花八手かつて厠のありし場所(とこ)、
F 屎尿: 肥汲みの汲んでしまひし年暮れて、 元日や餅で押し出す去年糞、 立ち尿(いば)る老女の如く恋いこがる、
G 肥船: 古郷や霞一すじこやし舟、
H ごみ: ハンカチほど春雪載せて厨芥車、 グノー聴け霜の馬糞を拾ひつつ、
I 下水: 水浄む放流口の都鳥、 処理水の庭に親しき鴨の陣、 処理場の水輝ける星月夜、 処理水の疎水となりて螢舞ふ、
    J ユーモア: しんがりに厠の神の旅立たれ、 二股に尿(しと)の岐れて冬を老ゆ、 令嬢の犬緑蔭に便催す、
                                    (了)