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第18回し尿研究会例会報告

下水管の清掃業に転身して

長谷川 清



 1月30日(木)午後6時30分より、東京・飯田橋の東京ボランティアセンター会議室において、長谷川清氏(本会会昌)から「下水管の清掃業に転身して」と題しての講話がありました。長谷川氏は、現在カンツールの社長を務めていますが、15年以上乳業会社のサラリーマンを経験した後、管きょ清掃業に転身された方です。この間の経緯、転身後の苦労話、管きょの維持管理への熱い思いなどについて身振り手振りをまじえて語っていただきました。講話の骨子は、次の通りです。

 @10歳までロサンジェルスで育つ。その後、親とともに帰国、東京に在住。
 A終戦の年に赤紙招集。
 B大学卒業後、乳業会社に入る。
 C昭和40年、40歳で下水道界へ(亡父が設立した、下水管の漢漢機械を輸入販売し、かつ清掃作業を行う会社を引き継ぐ)。
 D社会の縁の下の力持ちに徹することを決意する。
 Eビルの屋内排水管の詰まり、駅のトイレの詰まりなどを解消する作業を見て回り驚情。
 F当時の下水管の清掃は、バケットマシンや土木用ウインチと鉄砲で行っていた。
 G清掃機器の輸入先のアメリカに行き、管きょの維持管理のノウハウを学ぶ。
 H昭和60年頃から、管きょ清掃の歴史が長い欧州を廻り研修。
 R昭和47年、アメリカのダラス市で、「下水管の埋設時期、材質、管径、スパンの長さなどを記入したカードを使って管理していること」を見て感心。さらに、手作りのTVカメラで下水管の内部を撮っていたのにビックリ。
 Jさっそく、国産化に取り組む。TVカメラ調査で管きょ内の様々な情報が得られることがわかった。鏡で見る時代には考えられないこと。
 K昭和50年、高圧ジェット水での清掃法が出現し、バケットマシンは後退。
 L管きょの管理についてはなんら明確な記述がない。人間はとかく目に見えるものに対しては騒ぐが、目に見えないものに対しては冷淡である。
 M昭和56年、下水道管路施設維持管理研究会を18社で発足。
 N昭和62年、下水管路維持協会を発足。会長を6期12年務める。
 O平成6年、社団法人として建設省の認可を受け、(社)日本下水道管路管理業協会(会員数320社余)に。