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第16回し尿研究会例会報告

世界のトイレを旅する

鈴木 清志



 10月4日(金)、飯田橋のボランテイアセンター会議室において、鈴木清志氏(屎尿研究会会員)から「世界のトイレを旅する」と題しての講話がありまし た。同氏からは、以前、第4回例会において「世界のトイレ見聞記」を話していただきましたが、今回はその続編です。スライドをふんだんに使っての失敗談を 含めてのトイレのアラカルト談義でした。
 その骨子は次のとおりです。「異国での体験は何にも代え難い楽しみです。私も好奇心に駆られて旅に出るようになり、数えてみると30数ヶ国を回っていました。国によって文化が異なる ようにトイレの形状も様々です。旅行を始めた当初はトイレの使い方がわからず、ずいぶん困惑しました。」との前置きの後、海外のトイレ体験の紹介がありま した。
 @小型のボックスタイプの有料トイレでの10分経つと自動的にドアーが開いてしまう(フランス)話
 A歩道の真ん中にオブジェ風に置かれている男性用の小便器(オランダ)の話
 B使用済みの紙を便器内ではなく屑籠に捨てるスペインや中南米でのトイレの話
 Cドアの方を向いて座るタイの和式トイレの話
 D尻を水で洗えるようにホースが備え付けられているトルコの空港のトイレの話
 Eインドの町で見た早朝の野糞の話、インドには平らな床に穴が開いているだけのトイレがあるとのこと
 F大便の方も個室になっていないトイレ(中国)の話