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第6回し尿研究会の報告

 

糞尿史 − 遷都は糞尿汚染からの逃避だった −

泌尿科学研究所  鈴木和雄

 1,200年前、琵琶湖の西南に大津宮でき、壬申の乱後、突如紀伊半島を南下し、飛鳥に遷都した。大津宮の命はわずか5年。そしてその新しい飛鳥浄御原宮も22年で移り、次の藤原京が16年。平城京は少し長くて74年。次の長岡京は10年。そしてそのどれもがしっかりした計画をし建設されていたという話だが、それでは何故遷都したのか。これが、今回のテーマである。
 仏教伝来で、仏像を建立し、その精錬の鉱毒、公害、工夫や人民の糞尿処理の行き詰まりでの衛生状態の悪化、そしてこれらに引き起こされたおびただしい病気と、人民のそれに対する、無知のために人心の荒廃したこと。国土の疲弊と行政力の自信の喪失。これらが重なったと解釈されている。