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世界の列車トイレ ー台湾ー

△講話者 清水 洽 *

コーディネーター 地田 修一(日本下水文化研究会会員)

 2010台北花博開催前の11月3〜6日に台湾に出かけました。観光と人に会うのが目的で列車に乗ることが出来ませんでしたが,京大鉄道研究会OBの真鍋祐司棟とSL追っかけ仲間のOECアルファの重宗勝人様から情報をいただきました。
 台湾は九州とほぼ同じ面積に約2,312万人が住んでおり,日本との国交がないものの民間レベルでの交流は多く中国より親しみを感じる国です。台湾の鉄道歴史は古く清の時代の1891年に台北−基隆間が開通し,1895年の日本支配下で路線の多くが建設されました。国有化されている台湾鉄道(台鉄)は,日本と同じゲージ(1,067mので北廻線(基隆〜花蓮)と西部幹線(基隆〜屏東)は電化されておりその他の路線はディーゼルカーやディゼル機関車での運行になっています。
 台湾の高速鉄道は1990年代にヨーロッパ方式で西部縦貫線の輸送力増強のため計画されましたが1999年に日本の新幹線方式に切り替えられ,台北−高尾(左営)345kmを日本製の車両が96分で走行しています。

写真−1 台湾高速鉄道終点高尾左営駅で発車を待つ高速鉄道用700T系車両。日本の東海・西日本新幹線700系をベースに台湾用に川崎重工が製造しました。 2011.6.12 重宗勝人氏提供
写真−2 左営駅ホームの列車案内 2011.6.12 重宗勝人氏提供
写真−3 台北−左営間の700Tの普通車室内。日本の新幹線と同じ座席配置です。 2011.6.10 重宗勝人氏提供
写真−4 高速鉄道用700Tの男女共用水洗トイレです。ノズルが見えないので真空式かどうかはわかりません。 2011.6.10 重宗勝人氏提供
写真−5 同じく700T車両の男子用トイレ 高速鉄道の運転開始時はトイレの部品がかなり盗難にあったそうです。 2011.6.10 重宗勝人氏提供
写責−6 日本の新幹線車両には見られない緊急脱出用のハンマー,この赤いハンマーを取出しドアのガラスを破り脱出するようです。 2012.6.12 重宗勝人氏提供
写真−7 同じく窓ガラスを破るハンマー,窓ガラスを破ってもこの窓から地上まではかなりの高さだと思います。如何にして地上に降り立つのでしょうか? 2010.6.12 重宗勝人提供
写真−8 日本の新幹線と同じように座席に設けられた車内案内 2011.6.10  重宗勝人氏提供
写真−9 台北から左営までの高速鉄道乗車指定券 2011.6.10 重宗勝人氏提供
写真−10 高尾左営駅の在来線ホーム,左に見える高架が高速鉄道で,この駅で在来線に乗り換えて高尾駅に向かいます。左営駅から高尾駅までの高速鉄道は今建設中ですが,何時開通するかは未定です。 2011.6.10 重宗勝人氏提供
写真−11 左営駅を通過する快速列車 2011.6.19 重宗勝人氏提供
写真−12左営駅から高尾駅に連絡する電車。韓国製でトイレは装備されていません。 2011.6.11 重宗勝人氏提供
写真−13 保存中の旧高尾駅舎。現在,高尾駅は工事のため仮設駅舎を使用していますが高速鉄道が開通すればこの保存中の駅舎を使用するそうです。 2011.6.11 重宗勝人氏提供
写真−14 台湾の気動車特急自強号の列車トイレ,男子用と男女共用和式トイレ。水洗用のノズルが見えますので真空式トイレと思います。車両は1998年の日車製です。 2010.12.11 真鍋祐司氏提供
写真−15 台北の地下鉄は良く整備されています。 私が出かけた2010.11.5は蘆洲線の開通した翌日で,乗車した松江南京駅には案内人がたくさんいました。写真は宿泊したホテルのそばの松江南京駅のホームです。 2010.11.5
写真−16 台北地下鉄蘆洲線新型車両の社内。もちろんトイレはありません。 2010.11.5


写真−17 地下鉄淡水駅と淡水駅始発の地下鉄。 2010.11.5

参考文献
1)社団法人 海外鉄道技術協会「最新 世界の鉄道」鰍ャょうせい 2006.7
2)地球の歩き方「DlO台湾2010〜2011」潟_イアモンド・ビッグ社2010.3.26


※NPO21水倶楽部
 日本下水文化研究会会員